左折可について(2011/05/06)



 常時左折可について考えてみたいと思います。
ここで考えてみるのは、左折信号とかでは無くて、上図のような標示板があるような場合です。
一方通行の標識ではありませんよ?白と青の色が反対になっています。
正確には「信号に関わらず左折可能であることを示す標示板」という事で、車は前方の信号が赤や黄であっても、歩行者などまわりの交通に注意しながら左折することができます。
それに、単なる標示板と言う位置づけ、やはり、規制標識や指示標識や信号機などに比べて優先順位は落ちるのでしょうか?
この左折可というやつ、意外に分かりづらい部分があるので、それについて考えてみました。


1、いろんな場合

 いろんなシチュエーションで左折可の標示板に遭遇すると思います。
 その一例。
  1、普通の信号機の交差点に左折可の標示板
  2、普通の交差点のようだが、左折レーンの停止線がひかれていないで左折可の標示板がある
  3、信号機の脇に標示板があったり、ポールで標示板が立てられていたり
  4、下の写真のように、左折用の通路があって左折可の標示板がある
  5、下の写真のように、左折用の通路があって一方通行の標示板がある


2、左折可でいいの??


 左折可の交差点なのか、そうでないのか分かりづらい場合があります。
 左折可の交差点の場合、多いパターンで上の写真の様に左折専用の一方通行の通路がある場合が多いと思います。
 左折可の標示板があれば、当然左折可の交差点という事になりますよね?
 しかし、上のような写真の場合で、困った事に左折可の標示板が無い場合があります。
 それどころか、左折可の表示板が無くて一方通行の標示板のみがある場合もあります。
 では、どう判断するか!?
 これについては私ははっきり分かりません。。。。
 でも、判断の材料になりそうな事を書いてみます。

停止線の位置(左折可の標示板が無い場合です)

 上の写真でもそうですが、左折用の通路が交差点の停止線の手前から分かれている場合は、左折可と考えて良いのでしょうか?(良いとは思いますが)
 まぁ、停止線の先から分かれていたら、当然停止線の位置で信号機に従わなければならないわけで、赤信号では停止線を越えられないはずですが。

停止線の種類?(左折可の標示板が無い場合です)

 左折用の通路に横断歩道も無く、停止線も無い場合は「交差点の手前にある脇道」と言うような感じで左折(脇道にそれる?)しても良いような気がするが、上の写真のように横断歩道があって停止線がある場合、停止線が横断歩道用の物なのか、交差点の信号の停止線と考えなければならないのかが良く分からないのですが。。。
はっきりと説明されているものを私は見た事がありません。
写真ぐらい大げさに分かれていれば横断歩道の停止線の位置では信号機は多少わき見するぐらいになっているので左折可かなとも思うのですが、微妙な交差点ありますよね?
「信号に従え」と標示するとか、「左折可の標示板」をつけるかはっきりしてほしいです。


3、どっちが優先?

 左折可の標示板は、「歩行者などまわりの交通に注意しながら左折することが出来る」というわけで、あらゆる場合で周りの人や車が優先されると思うのですが、良く論点に挙げられる場合について考えてみます。

右折信号で右折してきた対向車

 対向車は右折信号で右折してきていると言うことで、左折可の標示板で左折している車側の信号は赤であると考えます。
 通常では、直進車、左折車、右折車の順で優先ですが、この場合はやはり信号に従って進行している右折車が優先だと思われます。

通常の対向右折車と左折可の標示板で左折している左折車

 普通の交差点の形状で左折可の標示板があれば、標示板は関係なく通常の優先順位になりますよね?(互いに青信号の場合)
 ところが、上の写真のように左折用の通路がある場合、ちょっと考えさせられます。
 左折車は、交差点(の手前?)で左の脇道に入り、その先で合流すると言う考えになると思われるので、右折してきた対向車(合流地点では直進車?)が優先されるかと思われます。
 こういう場合、合流地点が一時停止になって(この時点で合流ではないですが)いたりすると明らかに左折車は優先ではないですね。


4、気がついた時には遅かったり。

 この左折可の標示板、せめて電光標示とか目立つように作ってくれているのならば良いのですが、見落として左折レーンの一番前で停車しようものなら探しようが無い場合があります。(自分の後ろに標示があったりする)
先日もこんな事がありました。
ある市街地の夜間、普通の大きな交差点です。
左に分岐したりしない普通の左折レーンが交差点直前で2レーンありました。
カーブしたりしない直線のままの普通の左折レーン。
先頭で停車したのですが、どうも様子がおかしい。
左折レーンだけ停止線が無いんです。右隣の直進レーンは停止線があります。
交通量が多いところなので、停止線が消えてしまっているのかなと言った感じです。
しかし、これは怪しいと思ってキョロキョロ周りを見渡しますが、左折可の標示がどこにもありません。
そんな事をし始めて間もなく、隣のレーンをタクシーが赤信号で左折していきました。
『やっぱりそうか』っと思った私。
周りの交通に気を配り、左折しました。(確信が無かったのでビクビクでしたが)
後で、ユーチューブのストリートビューで交差点を確認すると、停止線があるであろう手前に左折可の標示板がありました。
知らなければ固定観念で普通に停止しようと思いますよね!?
見落としたらアウトです。
しかも、夜間で暗いし。
こまったものです。


 っというふうにいくつか考えてみましたが、俗に言うこの「常時左折可」というシステムはいまひとつはっきりしない部分があり、統一されているわけでもなく分かりづらいシステムだと思います。
きちっと統一するとか、ちゃんとした決まりがあるならばドライバーに周知徹底する必要があると思うのですが、いかがでしょうか??
だれかはっきりわかる人が居たら教えてくれ!!
ただ単に、私が無知なだけなのかもしれませんが。。。